軸をもつ。

 こんなこと、ありませんか?

あなたは自分の役割を一生懸命果たしている。
サボってないし、きちんとこなしている。
それ以上に細やかに先回りして気づかい、
さりげなく相手のこともやっている。

けれど、その相手は
いろいろやってもらっているのに、
あなたがあまりにもさりげなく
気を遣わせないようにやっているので、
当たり前になりすぎて気づかない。
その人自身の見える範囲しか見ていないので、やってもらっていないと言う。

他の誰かがほんの少しの手助けを
こーんなにやっているのよ、と
声を大にしながらやると、
そちらの方をありがたく感じている。

あなたは、思うだろう…
いつも当たり前にやっているのは
自分の方なのに…と。

さらに、それをまた他の誰かに話しているのを聞いたら、
いやいや、違うから、
私のことやってないってあの人は言うけど、
実際たくさんやっているのは私だから❗
と、説明したくなる、よね?

折れました、、、心が。

聞こえちゃったから。

そして、負のループにはまる。

そこにはいない、その話の登場人物や、
相手のことが頭に浮かび、
自分を正当化する説明を訴える。
相手を責めてみたり、怒ってみたり。

全部、自分一人でやってます、頭のなかで。

でも、ここから見えてくること。

この出来事になにを投影しているか?

自分を認めてほしい、
ほめてもらいたい、
罪悪感、犠牲にしたこと…
私のこころ。
私の感情。

では、事実はどうなの?

役割、ちゃんとやっている。
自分がやらなくてもいいことはやらない(←悪いことではない)。
私の立場で果たす役割はこなしている。
出来ないこともあっても、いまの自分でできる最大限はやっている。
さらに、自分のやりたい楽しみは
なにがなんでもやる。
(あら、実はモリモリでめいっぱい
やっているじゃない!えらいぞ、わたし🎵)

事実は事実。

そこを、頭のなかで考える
誰かの考えや視点、感情で
勝手にわたしがみているだけ。

相手が実際に言っている訳じゃないもんね。

私が作り上げた幻想のあのひとが、
そう思っていると、
私が頭のなかで言っている。

そうやって相手にエネルギーを与えているのです。

どこまで親切なの?わたし。

エネルギーは健全に使いましょう。
自分のために、ね。

そのためには、ぶれない"私の軸"をもつ。

揺れても、振れても、
いつでも、しなやかに、
戻ってくる"軸"。

見失わないように。










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