カガミにうつるものは。

カガミにうつるものは。

このところ、身近な人や知人の、直接間接の言葉から、痛いところを突かれることがあった。
しかし、それは、自分がいままで見ないことにしたり、逃げていたり、言い訳したりしていたことの現れで、
普段ならかちん!と怒ったり、へこんだり、
ごまかしたり、あきらめたりしていた。

でも、今回はなんか違う感じ方、受け取り方が。
言われて確かに痛いのだけど、そこにある一言が、確信をついていることに気づく。
いつもなら攻撃されているか、他人事か、と感じていたが、実はそこに期待や応援があったり、
見透かされている真実の姿を言われたり。

そうか、目の前のその人は自分を映し出す鏡。
痛い一言や態度は、自らが発しているもの。
同じ言動を世界に対して表しているから、
相手がそれを映しているのだ。

相手を羨ましく思ったり、蔑んだり。
なぜそこに引っかかるのか?
相手からの言葉や態度に引っかかるものがあれば、自らをまず振り返れ。

カチンとくるときは、同じものを発していないか?
凹む時は、逃げたりごまかしたりしていないか?
羨ましいときは、自分の夢や希望をあきらめていないか?
蔑むときは、自分を大切にあつかっているか?

波立つ感情にゆられても、
ことばの風にあおられても、
自分という小舟の舵は波にも風にも
まっすぐたてて進んでいこう。

かならず光にたどり着けるから。

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