魚座の新月。2021.3.13

春の世界は色にあふれていて
鳥の歌声で賑やかなのに、
モノトーンに見える音のない世界に感じるのは
なぜ?

空っぽの器を満たすためになんでもいい、
あれもこれも詰め込んで、
なのに決して満たされることはなく、
あふれるガラクタに埋もれてカラの心に泣く。

本当にもとめているのは何?

"シンペンセイリ"

そんな言葉のイメージが浮かぶ、心片整理。

いつのまにかワタシを形作るものに、
いつかのあんなこと、こんなことから入っていった
小さなヒビ。
その都度修復しておけばよかったのに、
こわくて逃げて見ないふり。

ヒビは日々深くなり、ある日ばらばらになる。
突然に、気付かぬうちに。
散らばるカケラ。
過去になった水面に漂う。
拾い上げる、つなげる、ひびいる、くだける、、、
いくつか繰り返し、カケラは小さくなる。

最後にすべてが砕け散った時、
最後のたった一つには
何が残る?何を残す?

繰り返す魂がそれでもやりたかったこと、
やれなかったこと、
怖がらないで、
気づいて。
大いなるひとつの海に溶けてしまう前に。





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